中部支部では、毎年開催しているイベント「土木女子(ドボジョ)とふれる、土木ってなに?」を開催しました。これは、土木の日(11/18)にちなんで、大府市・愛知工業大学と共催で、土木と防災の関わりを中心に紹介するものです。
イベントでは参加者に橋脚(橋の柱)の形をした紙にお絵かきをしてもらい、地震がおきたら橋脚はどのように揺れるのかを実験してもらいました。本格的な実験装置で様々な揺れ方を大学の先生の説明とともに見ることができました。その他、大府市防災学習センターの施設で地震及び水害体験を行ったり、土木カルタ、土木クイズ、エッキー(簡易液状化装置)、わりばしによるダヴィンチの橋の制作を行いながら、様々なところにある土木を発見したりしました。
参加者からは「小学校に行ったら、窓に(耐震補強の)バッテンがあるか確認してみる」「ダ・ヴィンチの橋を家でも作ってみる」などの感想が寄せられました。
開催概要
- 開催日時:2025年11月23日(日)13:00~16:30
- 開催場所:DAIWA防災学習センター(大府市防災学習センター)
- 共 催:(一社)土木技術者女性の会 中部支部、大府市、愛知工業大学工学部社会基盤学科 倉橋研究室
- 参加人数:来場者 35名程度
- スタッフ 正会員6名、DAIWA防災学習センター3名、愛知工業大学3名
開催の様子
会場の様子。橋脚にお絵かきするコーナー、割りばしで橋を作るコーナー、地震による構造物の揺れを学ぶ実験コーナーと盛りだくさんでした。

みんな熱心に橋脚にお絵かきしていました。

お絵かきしてくれた橋脚。とてもカラフルできれいです!


地震の揺れを実験するコーナー。地震による橋脚や建物の動きを学びました。地震の揺れ方によって動き方が全く違うことに驚きの声が聞こえました。

地震の実験のあとは、地震によって発生する液状化について学びました。エッキーという実験器具を使って液状化の仕組みを目で見ることができました。

会場内の展示の様子。身の回りにある様々な土木や、土木の仕事に携わる技術者の紹介をしました。

[Last updated on 2025-12-23]
